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コピーはラブレター
こんにちは!フリーコピーライターのナッピーです。
今日はいきいなり「コピーとはなんだろうか」という宇宙の真理のごとき大命題に迫りたいと思います。
そもそもコピーとは、売りたい商品、告知したい事柄など、何か世間にアピールしたいことがあって初めて発生する文章です。コピーの裏側には絶対に何かしらの「伝えたい想い」があります。
今からさかのぼること十数年、当時の私はまだ駆け出しの青二才コピーライターで、かっこいい言い回しや表現上のテクニックだけに憧れ、上っ面の言葉をいじくりまわすことがコピーライティングだと思いこんでいました。ところが、大手百貨店のハウスエージェンシー(子会社の広告会社)で、チラシ掲載商品の「きつねうどん」にそんな斬新でとんがったコピーをあてがったところで、百貨店の担当バイヤーからOKが出るわけがありません。泣きながら書き直しを繰り返し、ドツボにはまっていた私に、上司の広告ディレクターはこう言いました。
「ええか?(あ、これで関西系百貨店だということがバレましたね)コピーというのは、ラブレターや。カッコばっかりつけても何も伝わらんで。自分が誰に対して何を言いたいのか、相手の顔を思い浮かべなあかん」
この一言は、私にとって青天の霹靂でした。そう、コピーライティングとはラブレター。どんな趣味の人が、どんな場所で、どんな顔をして読み、どんな言葉に反応してくれるのか。そんなことを思い浮かべながら書くと、自然と書きたい言葉が涌いてくるものです。
商品の何をどうアピールしたらいいかわからないときは、こうして基本に立ち返ってみるのもひとつの手だと思います。愚生、「コピーとはラブレター」という言葉を胸に、今日もたくさんの切ない恋文を書き続けています。
ナッピー佐藤様 プロフィール
196X年、東京都吉祥寺生まれ。百貨店系広告会社の制作部門勤務を経て独立。通販誌を中心に、各種カタログ、パンフレット等のコピーライターとして活動中。
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