ショップ名:こだわりの食の専門店 美食サークル 出店先:Yahoo、楽天 利用サービス:「NP後払い」 主要商品:食料品 URL: http://www.rakuten.co.jp/bishokucircle/ http://store.yahoo.co.jp/bishokucircle/
――ネットショップを立ち上げられたきっかけなどを教えてください。
私の父が企業を経営しておりまして、そちらはギフトショップといった引き出物であったり内祝いであったり、そういったものを取り扱っていたショップをインターネット上のヤフーショッピングや楽天市場で展開しておりました。この会社を立ち上げる前にその企業にて手伝いをしていたという経験がありましたので、立ち上げました。引き出物にしろ、内祝いにしろそういったギフト関係というのは業界的な流れが食に移行しているという流れがありましたので、食料品のギフトのお店を立ち上げることにしました。時期は2005年の4月です。
――立ち上げより1年以上が経過しましたが、感触はいかがですか。
動く商品はスイーツですね。お中元、お歳暮といった時期になると、お総菜やお肉といった商材が動きますが、軸としてスイーツが強く、ネットショップにおいては重要なポジションを占めると思っています。
――現在、ヤフーと楽天に出店されていますが、出店を決めた理由をお聞かせください。
以前の経験でヤフーと楽天に出店していたので、システムやページ作りなどの経験がありましたので、あらかじめ知っていた方がはじめやすいというのがありました。また自社サイトとなると、実際にお店を持っているなどアピールする場所があれば認知されますが、それ以外となると集客に苦労するので、ショッピングモールの方ではじめ、認知度を上げてから自社サイトという展開を考えています。
――お客様のターゲットについて教えてください。
若干高めを狙っています。30代〜50代の女性の方ですね。 贈り物をする世代というのは、20代の方よりも30代〜50代の方の方が多いので。
――実際に購入される方も同じような層ですか。
そうですね。ある程度ページ作りの上で、トーンや色遣いを抑えめというか暗めにし、ターゲット層の方々が入りやすいページ作りに気を使っています。
――ヤフーと楽天にて客層の違いはありますか。
今のところそういったことはありません。ただ、売れる商材には若干違いがあります。ヤフーのほうはスイーツが売れるので、年齢層が低いのかなと感じています。
――発送に関しては、やはりギフト対応が多いのでしょうか。
そうですね、お中元、お歳暮の時期は100%に近い状態で、ギフト対応となりますね。
――商品点数が多いようですが、それは何かの狙いがあってのことですか。
ショッピングモール内にて販売する場合、取り扱っている商品点数が多くないと引っかかりがないというか、人気ショップとなれば商品点数が少なくても一品一品に対する認知度が高ければ問題ないのですが、初期の頃は間口が広ければ広いほどいいと考えています。
――商品管理が大変ではないですか。
そうですね。商品管理というか、ほとんどの商品が産地直送なので、メーカーさんとの取引が増えるという感じですね。
――新しい商品を追加する場合の選定基準はどのようにされていますか。
スタッフ全員にて試食を行い、「美味しい」かどうかを確認しています。その中で、一人でも「美味しくない」といった意見がでれば検討をしております。やはり自信を持って販売したいので。
――現在、スタッフは何名いらっしゃるのですか。
立ち上げ当初は2名でした。現在は自分を含め、4名で運営しています。ページ更新などに関しては、内2名で行っています。 私以外はすべて女性の方です。商材を考えると女性の方が多いほうがベストだと思います。
――ページ更新などは2名で行っているとのことですが、商品点数が多いと、サイト更新など大変ではないですか。
2サイトありますが、商品ラインラップを同じにしてあるので、そんなに大変ではありません。また、ある程度在庫を確保できる商材のほうが多いので、在庫が少なくなったら、各サイトの動きを見て更新しています。
――発送に関して気をつけてらっしゃることはありますか。
取り扱っている商品が加工品のため、冷凍にて発送を行っておりますが、メーカーさんや発送業者の方に事前に連絡をいれたりと、密にコミュニケーションをとるようにしています。特に繊細な商品の場合は、発送がはじまってからというよりも事前に輸送体制であったり、出荷の梱包状態であったりとかきちんと確認した上で、契約しています。 繊細な商品の中で、デコレーションケーキは特別な日のものですので、一度メーカーさんの方から商品を送っていただき、写真をとって確認していただき、OKかどうかを確認しています。
――ネットショップにおいて、お客様と直接お会いして対応といったことが出来ない中で何か工夫されていることはありますか。
お客様から色々とフィードバックが返ってくるので、それを参考にしながら改善を行っています。お客様の声を大事にしております。
――お客様の声をえるために何か行っていますか。
現在は独自に行う体制が整っていないので行っていませんが、ヤフーや楽天での評価といったメールが届きますので、そういったものは参考にしています。いずれかは何らかの試作を行いたいと考えております。
――サイト構成に関して気をつけている点など教えてください。
商材に似合う色遣いを使うようにしています。お餅だと白など、それぞれの商材にあった色にしています。また、ただバナーを並べるのではなく、売りたい商材はどれかということを考えて、それをなるべく赤に近づけるということをしています。 漠然と見たときに人間の目線は赤いものに目がいきますので、もっとも強調する形でレイアウトを考えています。これは今までの経験ですが。
――掲載されている写真などはどうなさっているのですか。
ほとんどがメーカーさんに提供していただいています。もし写真がない場合には、自社で撮影したり、カメラマンさんにお願いしたりしています。 やはりビジュアルでどれだけ美味しそうに見せるかが重要なので。自分が食べているイメージがわくかで買う、買わないといったことが関係していると思うので、力を入れています。また伝えすぎても損することはないというか、なるべく詳細に切った写真であったり、中の写真であったり、多ければ多いほど、それによって販売数が増えます。
――商品説明などのテキストに関してはいかがですか。
買い物ボタンに近づくにつれて、安心感を持たせるために詳細を伝える、丁寧な言葉にかえていくといったことは行っています。 ページに入って5秒が決め手というか、5秒間で何が見えるかで下までスクロールするか戻るかが決まるんですよ。そのため、5秒間はまず引きつけておいて、ページをスクロールして安心感を伝えて、ご購入いただくという形にしています。 そのため、売れているランキング情報やメディアで紹介されたといったことをページの上において引きつけ、次に商品を美味しそうに見せて、最後に安心感のある詳細情報を伝えてという流れでページを作成しております。
――売れ筋商品は何ですか。
「いちごひめ」ですね。この商品は2005年の3月に登場した商品ですが、1年を通してヒットしている看板商品ですね。 何も宣伝しない中で売れている商品というのは何か訳があるということなので、それを特化してアピールすると全体的に売り上げがあがるのです。
――毎日データはチェックしているのですか。
そうですね。毎日売り上げデータはチェックしています。月々のリピーターさんが何人いるなどの情報も確認しています。
――リピーターさんはどの程度いらっしゃるのですか。
10―20%程度ですね。
――リピーターさんを増やすために何か行っていますか。
メールマガジンを週3回配信しています。私の方で書いていますが、対象者が年齢層高めの方なので、丁寧な言葉遣いで書くようにし、若干上質な食材というようなイメージでそれに似合う言い回しで表現するように気をつけています。 また取り扱っている商品点数が多いので、新商品入荷などお知らせする内容が多く、それで配信回数が増えてしまうというか、3回でも足りないと思っています。 またただ新商品の紹介だけではなく、イベント性を持たせるというか、イベントに絡ませて、お客様に来店する動機をつくるといったことを行っていきたいと考えています。 例えばギフトですと、お中元、お歳暮、バレンタインといったある程度イベントが決まってしまっているので、その間どうやってつないでいくかといったところを考えていく時期だと考えています。
――サイトへの集客について何か行っていますか。
ショッピングモール内の広告とページ作りの上でのSEO対策ですね。SEO対策は自分で勉強して行い、自社で行える範囲内で行っています。 本当に探し求めているお客様というのは、キーワードをいくつも組み合わせて検索しており、入ってきてしまうものだと考えているので、それなりについてくるものなのではないかと考えています。そのため、タグのストロングタグであったりとある程度のHTMLでのSEO対策として出来ることは行っています。
――サイトを拝見しましたが、「法人向け」というコーナーがありますが、このコーナーの立ち上げについて教えてください。
初めは個人向けのみでしたが、2006年の夏ぐらいからはじめました。購入されているお客様が法人の方が多かったのではじめてみました。まだはじめたばかりでテスト段階ではありますが、イベントがない時期にちょうどかみ合ったりするのではじめてみました。
――あえて、売り時というのはあるのでしょうか。
年間を通してみた上で、イベントの時期やそういったことがない場合にはこちらからお客様へ発信するので、あまりないですね。しいてあげるのであれば、お歳暮とクリスマスとおせちがかさなる年末ですかね。
――1回にお客様がご購入される品数はどのくらいですか。
ほぼ1回、1商品ですね。しかしリピーターさんの場合は、2−3商品の場合が多いです。やはり新規のお客様は対応など不安な部分が大きいので、様子見という感じで1回の購入で1商品ですね。価格は3000円程度です。そのため、3000円程度でお試しパックといったものがあればベストなのだと思いますが。
――今後のビジョンを教えてください。
2006年はショッピングとしての幅を広げるという時期であったと思っています。商品の幅を広げる、深さを深めていくといった形ではいい形が出来たと思っております。次はどうやってイベント性を持たせていくというか、やはりイベント需要が大きいので、ただ商品を売るのではなく、読み物のコンテンツであったりとそういったものをつなげていきつつ、オークションであったりイベントを仕掛けていきたいと考えています。 また現在のショッピングモールサイトでは商品ラインラップにおいて現状維持で行い、自社サイトを立ち上げた際には商品数は少ないけれどショッピングモールでは買えない商品、その上を狙った商品を揃えていきたいと考えています。
――NPサービスの導入のきっかけを教えてください。
営業の方からお電話をいただいたのがきっかけです。それまでは、コンビニの前払いを導入していて、すごくタイムラグが発生していたのですが、こんな便利なことがあるんだと思い、即決いたしました。 弊社の場合、ほとんどが自社で発送していないので、そういった場合でも請求書を発行してもらい、債権回収を行っていただくるということで、安心して商品を売ることが出来るなと思いました。
――割合はどの程度ですか。
4割がNP後払いで、5割がカード、1割が銀行振り込みですね。 新規のお客様がNP後払いを選択される方が多いです。やはりいきなりカードというのは不安があるのかと思います。
――本日はありがとうございました。