株式会社アイレップ インターネットマーケティング事業部 戦略グループ 三好辰也
倶楽部NP NEWSをご愛読の皆様、こんにちは。 今回は、前回のOvertureスポンサードサーチに引き続きもう1つの主要媒体であるGoogleアドワーズ広告についてご紹介いたします。
Googleはアドワーズ広告というリスティング広告サービスを提供しています。Googleアドワーズ広告は、Googleの検索結果画面の上部と右側部分にテキスト広告として表示されます。加えて、Googleの検索エンジンを使っているポータルサイトである「@nifty」や「BIGLOBE」、そして「goo」などで検索した際にも表示されます。
また、Googleアドワーズ広告には品質スコアという指標があります。今回は、Googleアドワーズ広告の特徴の1つである品質スコアを軸にGoogleアドワーズ広告についてご説明します。
アドワーズ広告では広告の掲載順位が「入札額×品質スコア」で算出される広告ランクによって決定します。上記の算出式から分かるように、品質スコアが高ければ高いほどユーザの目につきやすい場所に安価に掲載できるのです。逆に品質スコアが低いと、目立つ場所に掲載するための単価が高くなり効率が悪くなります。
以上のことから、品質スコアを高く保つことが、Googleアドワーズ広告の効果的な運用の重要なポイントの1つとなります。では、品質スコアはどうすれば上がるのでしょうか。そもそもなぜ品質スコアという指標を設定しているのでしょうか。Googleアドワーズ広告を運用するには、品質スコアの仕組みとGoogleの目的や考えを理解しておく必要があります。
■品質スコアの仕組み 品質スコアの仕組みや数値は明らかにされていません。 しかし、Googleのヘルプなどから推測すると、品質スコアはクリック率をメインのデータとしているようです。それに加えて、キーワードや広告文とリンク先ページ内に存在するテキストとの関連性も考慮しているようです。
■Googleの目的・考え Googleの目的は、何か情報を探しているユーザに対して役に立つ有益な情報を提供することです。つまり、Googleはユーザの要求と合致する広告を良い広告と判断し、良い広告を優先的に目立つ場所に掲載したいのです。有益な広告か否かを判断する指標が「品質スコア」なのです。品質スコアによって、ユーザの要求と合致するタイトル・説明文や商品・サービスを提供する広告が自然と上位に掲載されるようになります。お金をかけるだけの広告でなく、本質的に有益な広告がユーザの見つけやすい場所に表示されるようになるのです。
以上のことを考えると、Googleアドワーズ広告を利用する際は、ユーザの検索動機をよく考えた広告文で、かつリンク先ページとの関連性が高くなるように広告を作るといいでしょう。また、長期的な運用を考えると、その広告によって提供される商品・サービスの品質が高い必要があることは言うまでもありません。
今回は、品質スコアの話を中心にGoogleアドワーズ広告についてお話しました。ユーザ主導の広告サービスであるGoogleアドワーズ広告は、一度出稿したら終わりということはありません。品質スコアはユーザの動機と連動して日々変動するものですので、細かいメンテナンスが必要です。しかし、Googleの「ユーザにとって有益な広告を優先的に掲載する」という考えを常に頭に入れておけば、広告が掲載されないといったことや効果がでないといった事態に陥ることはないでしょう。
次回は、リスティング広告の効果的な運用でポイントとなる「キーワード選定」についてお話致します。