【アクセス解析でウェブマーケティングを始めよう!】 連載第4回 サイトのボトルネックの発見―入口・出口ページ 株式会社環 シニアコンサルタント 竹内亮介 様
サイトの価値を検証する上で一番大切なことは、「目的を達成したかどうか」といった点である。目的とは、サイトの訪問者に「一番見てもらいたいページ(サンクスページなど)」を指す。 アクセス数が増えたとしても、大半は「トップページですぐに離脱してしまう」というような場合、目的まで達しない訪問者が増えていては、サイトの効果は十分と言えない。 「入口・出口ページ」から見る「離脱」状況の確認方法とその対応策をご紹介する。
【サイトの問題点改善で注目すべき「離脱」】 「集客が顧客に繋がらない・・・」といった場合、「離脱」に注目することはサイト改善の第一歩である。 「離脱」とは、訪問者がサイトから離れていったことを指す。
離脱するという行動の背景には、 「探していた内容が見つからなかった」、「サイトで提供されている内容が探していた情報と異なる」などが考えられる。サイトを改善するために、「離脱理由」を推測し、改善することで、次ページ誘導の強化・直帰率軽減を目指したい。
以下に、「離脱」状況の確認方法とその対応策をご紹介する。 まずは、現状サイトの「離脱」状況を探ることが必要だ。
「離脱」の状況を探るために、アクセス解析の「入口・出口ページ分析」を用いる。
入口、出口ページのアクセス数を知ることで、「ユーザはどのページに興味があるのか」、逆に「課題があるページはどこなのか」を把握できる。
【意図したページが入口・出口となっているか?】 集客向上のため、あるページのプロモーションを強化した場合、そのリンク先に指定したページが「入口」となるアクセス数が伸びていれば、プロモーションは成功といえる。 商品販売サイトであれば、購入後の“サンキューメッセージ”を表示するページが「出口」となっていれば、それも成功と言える。 また、“ブログやニュースでサイトが取り上げられていた”“SEOの効果が伸びた”など、「意図しない入口」の流入原因を探ることでも、集客効果の向上に繋がる。
逆に、「意図しない出口」がある場合、出口ページの改善が課題となってくる。
例えば、商品説明のページで訪問者の多くが離脱していれば、訪問者の求める情報が伝えきれていない結果であり、 商品そのものの魅力や商品の説明の手法に問題があると考えられる。 このような場合は対策を練り、対処したい。 特に、集客を強化したページでの入口が多く、そのまま出口となっている場合、早急に解決すべき点と言える。 問題点を一つずつ改善することで、費用対効果の改善にも繋げていただきたい。