【アクセス解析でウェブマーケティングを始めよう!】 連載第7回 ユーザーはどこからやって来たのか?リンク元でユーザの興味関心を知る 株式会社環 シニアコンサルタント 竹内亮介 様
今回は、「リンク元」データの活用法をお伝えしたい。 「リンク元」データとは、訪問者がそのページに訪れる1つ前に見ていたページ(URL)を指す。 「リンク元」データは、「どこからこのページにたどり着いたのか」を確認できるため、訪問者の興味・関心やサイト内の動線を把握することができる。 下記に、注目すべき視点の例をいくつかご紹介する
■サイト内遷移 まず、「リンク元」データを大きく分けると「サイト内」と「サイト外」に分けることができる。 サイト内は、アクセス解析対象のページを指す。 例えば、キャンペーン案内や新商品案内など「注目させたいコンテンツ(ページ)」があった場合、そこへの誘導がどこからできているのかを確認することができる。「トップページからの誘導はできているのか?」、「商品一覧ページから案内できているのか?」など、誘導状況を確認できる。 もし、誘導数が少ないようであれば、リンクを増やす・ボタンの位置や配色を変えるなど、改善することで誘導強化に繋げ、 キャンペーン案内や新商品案内を活かすことができる。サイト内遷移はリンク元の中でも、注目すべき項目といえる。
■サイト外遷移 また、サイト外は、アクセス解析対象外のページを指す。「検索エンジン」や「外部のサイト(関連サイトや告知サイトなど)」が確認できる。
◇検索エンジンからの流入 リンク元に「Google」「Yahoo」「msn」などが含まれるURLは、検索エンジンと考えられる。(一部メールサービスなどからのアクセスがある場合もある。) 「検索エンジンでどのキーワードを検索してきたのか?」は、「訪問者が探している情報(キーワード)」と考えられるため、確認のポイントである。 訪問者が探しているキーワードを確認したなら、訪問者のニーズと捉え、サイトの内容(情報)の改善や提供する商品・サービスの検討に役立ててほしい。 お申し込みや、お問い合わせ数向上の可能性がある。
◇プレスリリースや関連サイトなどからの流入 新商品のプレスリリースや提携サイトの広告バナー(リンク)、運営する別サイトなどのURLを確認することで、各サイトからの誘導を確認することができる。 広告バナーを出稿したり、プレスリリースなどの案内を出した場合、費用や労力をかけている分「どのくらいのアクセスがあるのか?」は気になるところである。 また、出稿先のターゲット層の違いにより、誘導やお申し込み数などの効果が異なる場合もある。 誘導状況を確認することで、「誘導がうまくいっているかどうか」、「どの広告に出稿すべきか」など、今後の運用の検討材料とすることができる。
◇意図しないページからのアクセス 「リンク元データ」を確認すると「まったく意図しないサイト」からのアクセスを確認することができる。 例えば、mixiなどのコミュニティや個人ブログで、商品が取り上げられており、「商品詳細」としてリンクが張られている場合がある。 評判の良い紹介ならば喜ばしいことだが、「悪い評判」の場合は注意すべきである。 運営者を確認し、削除を依頼するなど対策を検討する必要がある。
以上のように、「リンク元」データを確認することは、サイト運営において、様々に活用することができる。 ぜひご活用いただきたい。