個人/法人向けの請求業務を一括で委託
サービス品質向上と業務効率化を促進

個人／法人請求の効率化を実現
全社での集金・請求DXに成功

家事代行事業を中心に提供する株式会社ベアーズでは、スポット（単発）プラン、定期プランのそれぞれで個人向け請求の「NP後払いair」、法人向け請求の「NP掛け払い」を導入しています。
スポット（単発）プランでは、それまで個人向けの代金の回収は現金やクレジットカードで行っていましたが、工数削減のために「NP後払いair」に一本化。現金回収の不必要な業務を削減し、本来の業務に集中できる環境作りに成功しました。

定期プランでは、クレジットカードや銀行振込、口座振替で代金を回収していましたが、「NP後払いair」や「NP掛け払い」の導入によって請求書の発行、入金管理、督促などの業務で時間的・心理的な負担が削減されました。
両サービスの導入によって、全社的により積極的にお客様のお困りごと解決のために動く時間の余裕が生まれ、支払いに関するお客様へのご説明にかかる時間も圧縮されました。

月60時間かかる現金回収を撤廃
スタッフが本業に集中

現金の回収にかかっていたコストはどのくらいでしょうか？

家事代行のサービス提供時には、特に初回の場合など、必ず現金の回収のために社員がベアーズレディと呼ばれるスタッフと一緒にお客様の家に同行しなければならない場合がありました。
社員による現金回収が必要な案件は月40件ほど発生しており、最大で約１時間半の移動時間とその交通費がかかっていました。
「NP後払いair」の導入によって、現金の回収のためにかかっていた最大月60時間の移動時間とその交通費を削減することができました。

現金の回収の際、お釣りの準備はどのように行っていましたか？

サービスの性質上１円単位でご請求とお受け取りが発生するので、現金をいただく際にはどうしてもお釣りの準備をしなければなりませんでした。
現場へ向かう社員はお客様への訪問前に必ずコンビニやスーパーに寄ったり、自販機で不要な物を買ったりして１円、10円などの小銭を準備してからお客様の家にお伺いしていました。
見えない部分ではありますが、非常に工数や心理的労力がかかっており、お釣りの準備はとても大変だったようです。

回収した現金の持ち運びに関して大変だったことは？

回収した現金はスタッフが一番近い支店に運ぶのですが、現金の入金のためだけに移動をしていただくのは完全に非効率でした。スタッフの方からも「なんとかならないの？」というお声もいただいていました。

回収した現金と請求額が合わない場合にどう対処していましたか？

回収した現金と請求料金が１円でも合わないと経理としては受け取ることができないので、上長承認のもと、経理担当者への報告書の提出が必須になっていました。
どうしてもお客様とのやりとりをスピーディーに行うために、一旦自分のお財布に代金を入れて、混ざってしまっていた人もいました。１円足りない、千円多いといった事象はやはり多く発生していて、悩みの種でした。
現金を扱えば扱うほどリスクがおおいに発生していたと思います。

回収した現金の管理に際して困っていたことは？

現金を受け取る経理の担当も、現金を回収する社員が帰社する時間を把握しなければなりませんでした。また、その後に小口現金に入れる作業も負担でした。
当時はバラバラと現金処理をする工数を圧縮するため、現金の受け取りは何曜日の何時限定、と制約を設けていましたが、現金の回収側、受領側のどちらにとっても時間的・心理的・物理的コストが発生していたと思います。

「NP後払いair」ご導入による成果を教えてください。

非効率な業務がなくなったことにより圧倒的に社内満足度が向上しています。加えて現金の紛失や不足などの企業リスクの低減に繋がったことは期待以上の効果でした。
お釣りの準備や現金の持ち運びなどにかかっていたスタッフの工数や心理的負担を非常に回避できたので、スタッフが本業以外の業務から解放され、よりお客様のお困りごとに集中しやすい環境が作れたのは大きな成果だと思っています。

現金の準備不要でニーズに対応
顧客満足度の向上に寄与

お客様の満足度向上のために「NP後払いair」に期待していた点はありますか？

弊社のお客様は、「子育てで家事に手が回らない」「早く清掃してほしい」など、時間がないために弊社を頼っていただく方が多くいらっしゃいます。
しかし、以前は現金の準備やクレジットカード番号の登録など、お手間のかかる依頼をしていました。
「NP後払いair」であれば請求書発行から入金確認、督促などすべての業務をお願いできるだけでなく、お客様にサービス開始からお支払い完了までのスムーズな体験を提供できるのではないかと期待し、導入しました。

「NP後払いair」によってお客様にどのようなメリットを感じていただけていますか？

お客様のメリットとしては、サービス当日に現金を用意する手間がなくなり楽になったという声が大きいです。
10円単位で代金を準備くださるお客様もいらっしゃいましたが、そういう方のご負担軽減にも繋がるので「現金をご準備いただく必要がなく、利便性の高いサービスですよ」とお客様にはご案内しています。

クレジットカード以外の決済を望むお客様のお声はありましたか。

クレジットカード以外の支払い方法をお客様から求められることは一部ありました。現金主義のお客様もいらっしゃいますし、ご年配になればなるほど、カードの不正利用が心配なお客様もいらっしゃいます。
そのような方には銀行振込をご案内していましたが、「NP後払いair」でも銀行振込ができるので、お客様からすると利便性は一緒なんですよね。
クレジットカードをお持ちでない・利用したくないお客様に「NP後払いair」を提案できるようになり、安心してサービスをご利用いただくことができています。

月20時間の請求業務を削減
時間的・心理的負担を解消

法人向けの請求で大変だったのはどのような点でしょうか。

法人向けサービスにおいては、銀行振込でのお支払いがほとんどであり、請求書発行、入金確認、入金処理、債権回収といった煩雑な処理に特に月末月初は非常に負担がかかっておりました。
特に、未収金管理（入金管理・督促業務）全般では、１円単位の正確な作業が必要であることと、督促時にはお叱りやサービス品質不満につながらぬよう細心の注意を払う必要もあり、心理的に負担となっておりました。

「NP掛け払い」の導入による成果を教えてください。

「NP掛け払い※」の導入により、企業からの入金がない場合に、社内での経理の上長から営業部に連絡をし、その事務方から先方の営業、そして先方の経理まで確認をしてもらうという少なくとも５～６人の関係者を通じていた督促業務が一切必要なくなりました。

最大月20時間ほどかかっていた請求書発行から入金管理、債権回収に関する業務を「NP掛け払い」で削減することができ、圧倒的に工数の削減に寄与しています。
確認、突合、検証という作業が我々の仕事ではありますが、そこを一切お任せすることができ、何の苦労もなくなったという意味ではNPさんは神様のような存在だと思っています。

会社全体（個人/法人向け請求の両方）の集金・請求業務を丸ごとアウトソースするという経営判断により、債権管理の効率化・内部統制の促進とともに、お客様のサービス体験の向上を実現することができています。

※「NP掛け払い」は、企業間取引向けの後払い決済サービスです。詳しくはこちら：https://np-kakebarai.com/