現金集金を95%削減、上場企業の
グループ会社としてガバナンス強化に寄与

アズサポート株式会社

アズサポート株式会社は害獣・害虫駆除、電気工事、お庭のお手入れなど幅広い暮らしのお困りごとの対応を全国で展開しています。
上場企業であるシェアリングテクノロジー株式会社の子会社になったことを機に、それまで管理体制が不十分だった現金集金をなくして、上場企業のグループ会社としてのガバナンスを強化するために「NP後払いair」を導入しました。現金集金を70%から4%まで削減したことで紛失・盗難リスクや未回収がなくなり、ガバナンスの強化を実現しました。
導入前の課題や社内への浸透の工夫、導入後の成果について、親会社であるシェアリングテクノロジー株式会社のご担当者様にお話を伺いました。
アズサポート株式会社:https://az-support.co.jp/

課題

  • 現金集金における紛失・盗難リスクや突合の手間が発生
  • 集金のための再訪問に時間がかかり、売上の機会損失が発生
  • 上場企業のグループ会社化にあたり、ガバナンス強化が重要課題に

成果

  • 現金集金を95%削減し、紛失・盗難や未回収リスクを削減
  • 毎月確実に売上が入金されるため、資金繰りの予測が可能に
  • 現金の管理コストを削減し、ガバナンスの向上に寄与

紛失・盗難リスクや突合の手間が発生
ガバナンスの強化が重要課題に

導入前はどのような問題、課題を感じていましたか

グループ化した時点のアズサポート株式会社は、会社の売上の70%が現金で回収されており、施工を行った従業員が現地で回収し、エリアごとの責任者がそれをまとめて会社の口座に入金する方式をとっていました。この方式では、多額の現金を日々従業員や責任者が取り扱うため、紛失・盗難のリスクが非常に高く、会計上の売上と集金された現金との突合に時間がかかっていました。それに加え、従業員が施工当日に集金できない場合には、後日時間をかけて集金する手間が発生し、その時間分の施工もできないという売上の機会損失にもなっていました。
上場企業の子会社になったこともあり、ガバナンスの強化は必須でしたし、さらなる事業の拡大を目指す上でこのような現金集金のリスクや手間を低減させるよう経営陣から明確な方針が出たため、重要課題として取り組むこととなりました。

お客様の現金ニーズに対応
与信通過率の高さや実績が決め手に

導入の決め手を教えてください

管理側としては現金をなくしたい一方で、クレジットカードやキャッシュレス決済に不安を感じ、現金で支払いたいお客様のニーズは相当数あり、現金集金のリスクや手間を削減しつつ、お客様がコンビニや郵便局、銀行などで現金で支払うことができる「NP後払いair」は、当社のニーズを満たすことができる数少ないサービスでした。弊社では既に運営会社であるネットプロテクションズの「NP掛け払い」(企業間の後払い決済サービス)を導入していた実績があり、評判が良かったことや、ネットプロテクションズは上場企業のグループ会社で、大手企業の導入実績もあったことから安心感があり、最有力候補として検討を進めていきました。最終的には検討中の営業の方々のサポートが迅速で丁寧であったことに加え、与信通過率が高く、操作が簡単であることから、現場に負荷をかけすぎず自分たちで導入できそうと感じた点が決め手となり、導入を決定しました

社内浸透を進める際に工夫したことはありますか

まずは現場の従業員がお客様に「NP後払いair」の説明ができるよう、説明資料を作成して説明会を行い、業務フローを整備しました。わからないことがあれば連絡してもらい、回答をQ&Aシートに集約して全体に共有し、全体の知識レベルを上げる工夫をしていました。最初は不安の声もありましたが、紛失・盗難リスクを抱えていること、釣り銭準備や再訪問などの現金集金の手間がなくなること、お客様が現金で支払う体験は変わらないこと、また上場企業のグループ会社として必要な対応であることを丁寧に伝え理解してもらいました。実際、現場の人からは「やってみたら意外と簡単で、リスクや手間を考えるとこっちのほうがいい」という声をもらっています。その結果、サービスを導入した月からすぐに「NP後払いair」の利用が進み、次の月には多くの現金集金が「NP後払いair」に置き換わり、現金をなくしていける見通しがつきました。

現金集金を95%削減、上場企業の
グループ会社としてガバナンス強化に寄与

導入後の成果について教えてください

現金集金の割合が70%から4%になり、95%の現金集金を削減できたことでリスクや手間の削減、ガバナンスの向上を実現できています。特に高額の現金を持ち歩くリスクや、未回収のリスクをなくせたことが大きな成果です。未回収がなくなったことにより、お客様のお支払いがなくても概ね1ヶ月以内には確実にお金が入ってきて、会社の資金繰りの予測がつけられることが大変助かっています。世の中的にもキャッシュレス化が進むなか、弊社のような新しい会社は特に、今までのような現金集金のやり方を続けるわけにはいきません。これからも会社が成長していくために、さらに現金の取り扱いをなくせるよう取り組んでいきたいと思っています。

もし「NP後払いair」を導入していなかったら、サービスの提供エリアの拡大に従って現金と売上金額の突合の手間や未回収金額の増加、それに伴う督促の業務負荷や心理的ストレスも増大していたと思います。手数料を払ってでもそのような管理コストを削減でき、今後も健全な会社運営ができることが大きなメリットです。「NP後払いair」により、当初目指していた上場企業のグループ会社としてのガバナンスの強化を実現できたことで、企業の信頼向上につながっています。

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